今日の起床時体温35.95度。問題ないだろう。
昨日は久しぶりに出勤した。
最寄り駅から乗り込む電車には乗客はまばら。一両当たり20人も乗車していない印象。
悠々と座って通勤、その点はありがたいけれど乗車客同士目も合わせず、もちろん会話もせずただたただ個々人が自分の世界に引きこもるかのようなその様は異様で、この先の未来にはどんな光景が広がるのだろうと不安ばかりを感じた。
仕事の帰りそんな鬱々とした思いを吹き飛ばしたくてせめておいしいものを手に入れたいと思った。幸い日本橋にある百貨店が食料品フロアだけは頑張って営業してくれていることを知っていたので、駆け込み寺よろしく駆け込んでフレッシュなサラダを数種類と2斤で1080円の高級食パンを買い求めた。
普段は買うことをためらったりするけれど、今日の行動に躊躇はなかった。そんな自分に「あーがんばって我慢しているんだな、わたしも。だからこのくらいのご褒美はいいんだよーとゆるしを与えたんだな、わたしはわたしに対して」と感じた。
手に入れたおいしいもの達のおかげで私は少しだけ幸せを感じた。食べ物を提供してくれた人、購入するお金があること、私がおいしいものを買って食べている間も生活のインフラの提供を絶え間なくおこなってくださっているすべての方に感謝しなければならない。
今自分にできること、それはせめて自分を維持していくこと。がんばりすぎなくていいとおもっている。