50歳独身おんなのひとりごと

50代になり「まあいっか」という感覚の“深さ”を真に理解した。そんな50代独身おんなの日常を綴ったブログです

「週休3日制により減給!」対策法教えます

 

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週休3日はいいけど、減給は困る

「週休3日制」を選択する勇気が持てない大きな理由の一つに「減給」を挙げる人は少なくないだろう。

 

「週休3日制」経験者として述べると、確かに毎月の給料はざっくりとだが半分程度になるといっていい。

 

わたしの場合、「週休3日制」にする期間を半年間の有期に設定したこともあってだろうが、「週に3日休める」というメリット感は、「給料が半分程度になる」というデメリット感を常に凌駕し「週休3日制」を選んだことへの後悔を一切することはなかった。

 

特別な人だけが選択するものではない

ここまでの流れから、わたしを「給料が半分になっても十分生活が可能な高給取り」や、「しっかりとした貯蓄基盤を持つ資産形成者」とお思いになる方がもしおられたなら、それは誤解だとここで申し上げておきたい。

 

50代、女性、独身、独居、正社員、事務職、これがわたしのざっくりとだがプロフィールだ。

 

わたしの場合どんな策を講じ「週休3日制」選択による「減給」という事態を乗り越えたのか。それを以下に述べていきたい。

 

「週休3日制」選択前の準備

まず「週休3日制」利用前の準備の話をしたい。

 

わたしの場合「いずれ週休3日を選択しよう」と決めたその時点から、不必要な出費を控え「貯蓄モードのスイッチをONに切り替え」た。

 

まず普段のわたしの「お金の管理」の話をさせてもらうと、わたしの場合家計簿はつけず、自己所有のお金のすべてを頭の中で管理している。具体的には定期預金口座1つ、銀行普通預金口座2つ(①給与振込口座、②緊急対策費積立用口座)、500円投入用貯金箱1つの4か所にお金の受け皿をつくり、それぞれに一定の貯蓄定義を設けたうえで、しかるべき額をしかるべき受け皿に分散的に置いている。そしてそれぞれに置かれている額を頭の中で把握・管理するようにしている。

 

今回わたしが「週休3日制」選択による「減給」の事態を乗り切るにため最初に目指したことは、上述「銀行普通預金口座(②緊急対策費積立用口座)」残高の充実だった。

 

本来「銀行普通預金口座(②緊急対策費積立用口座)」に積まれたお金の使途は、例えば急病の際の医療費、海外旅行費、趣味を含めた自己投資費用としているが、今回「週休3日制」選択による「減給」期間中に起こった有事(急病・冠婚葬祭対応など)の際には、この「銀行普通預金口座(②緊急対策費積立用口座)」から予算執行できるようにしておきたかったからだ。

 

具体的におこなったことといえば、上述「銀行普通預金口座(①給与振込口座)」残高の最低ラインを決め、超過額が出た場合は何も考えず、さっさと「銀行普通預金口座(②緊急対策費積立用口座)」へと振替える。ただそれだけだ。

 

この行動を「貯蓄モードのスイッチをONに切り替え」たうえで習慣づけることができれば、自ずと「銀行普通預金口座(②緊急対策費積立用口座)」の残高は積まれていく。

 

ひとたび「銀行普通預金口座(②緊急対策費積立用口座)」残高が溜まってくると、「週休3日制選択による減給」は恐れるものではなくなり、気持ちの面での大きな安心材料を獲得できるので、ここはおこなっておくべきだ。

 

「週休3日制」利用期間中の対策

次に「週休3日制度」利用中の生活について話したい。

 

わたしの場合半年間という有期的な「週休3日制の選択」だったため、生活の抜本的な見直しはあまりしなかった。

 

つまり基本的に「節約」で乗り切る方針を立てた。

 

まず「交際費」は限りなくゼロを目指した。もっともコロナウィルスの影響による行動自粛期間と重なっていたため、この「交際費」ゼロは努力なくして自然に達成できるものであった。

 

よって「節約」の対象は「食費」が中心となった。

 

具体的にはランチを100パーセント「弁当持参」にした。また普段の食事を100パーセント自炊にした。

 

またデパ地下、コンビニの利用率を下げ、従来デパ地下で頻繁に調達していた「スイーツ」も基本的に手作りに変え、どうしてもストレス解消したいときにだけ「ご褒美スイーツ」としてデパ地下や、コンビニでの調達を自分に許すといったルールを敷いた。

 

忘れてはならないこととしては、いくら「節約」中であったとしても「健康第一」の観念は、常に自分の気持ちの中で標榜し続けなければならないことである。

 

普段食するものへの「妥協」によって、生きていく上での財産である「健康」を手放すことになることほど、コストパフォーマンスの低いおこないはないからである。

 

わたしの場合、「週休3日制」利用中の「食材の調達」で最も頼ったのは「業務スーパー」だった。

 

周知の事実だが、「業務スーパー」には安い商品の品ぞろえが多い。ある商品は「お値段相応のお品」だし、またある商品は「お値段以上のお品」だったりする。

 

『商品を目利きする力さえあれば「お値段以上のお品」をゲットし節約勝者になれるのだ!』なんて考えながら、私はせっせとゲームにでも挑むかのように「業務スーパー」へ通い続けた。本当に「節約」が楽しかった。

 

業務スーパー」での戦利品はわが家の常備菜となり、「週休3日制」利用中の私の「食」を充実させてくれた。 

 

「冷凍ブルーベリー」はひと手間加えて“はちみつ漬け”とし、朝のヨーグルトの上にのせた。「ホットケーキミックス」はバナナパウンドケーキとして朝の食卓の定番となった。「冷凍カリフラワー」はグラタンにして食卓にのることが多かった。

 

などなど、「節約」中であっても工夫次第で生活の質がどんどん上がっていった。そしてわたしはそれを実感することがとても面白かった。

 

「週休3日制」一度は試してみてほしい

まだまだ「週休3日制」を、特に「減給」という点をあげて「損」だとみる向きが多い日本の現状であるが、経験者として言わせてもらえるとするならば、ぜひ一度「お試し」でもよいので利用してみてほしい。

 

自分の人生、心の在り方、将来の夢、そういったものをゆっくり考える時間を持ってみることで、様々な発見があるはずだ。

 

従来の週休2日の「たかがプラス1日」と思うなかれ、間違いなく「されどプラス1日」と感じる経験になると、経験者のわたしはここに断言する。

 

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