50歳独身おんなのひとりごと

50代になり「まあいっか」という感覚の“深さ”を真に理解した。そんな50代独身おんなの日常を綴ったブログです

父の手術

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先日父の入院の知らせを母から受けた。

 

自分は長く生きてきて、それなりにいろいろな経験をしたし、一人生計を立て十分自律を果たしたと思っていて、だからどんな状況にも冷静に対応できると思っていたけれど、先日急に飛び込んできた父の入院の知らせには慌ててしまった。

 

遠くで暮らしているので、日常的に会っていないし、入院と聞いても自分がそんなに動揺するとは考えていなかったけれど、違った。入院の知らせを聞いた直後神棚で手を合わせた。『神様父をお見守りください』と。

 

親というのは自分の生の由来である存在、歳をとって頼りなげに思えたりしつつもやはり絶対的な存在なんだなあと思い知った。

 

私も50歳ともなると社会の様々な洗礼も受け傷ついた経験もある。今後残った人生の時間を何のために割いていくのか、割くべきかの算段はついてきた。

 

そんな中で父の入院のために1週間の休暇取得を決めた。

 

周囲に迷惑をかけるからと、遠慮して休暇取得を言い出さないのも一つの選択肢、取得すると決めてそのための調整に動くのもまた一つの選択肢。

 

これからの人生残された時間も多くない、主体的に自分の思いをかなえていく、そんなちょっとした決意表明をした今回の経験だった。

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